合掌呼吸法

気功法に合掌呼吸という基本の形があります。

これはお祈りをするときの合掌の形をとり

手のひらを1cm離した状態を数分間、維持します。

ある程度熟達すると、手のひらの間に何か気のような

ものを感じたり、お互いの手のひらが磁石でひっぱられて

いるような感覚を実感できるようになります。

手のひらには、経絡(気の流れ)の起点が密集していて

合掌呼吸により気が活性化され、自律神経が安定します。

ある程度、この行法に熟達すると手のひらを5センチ程離した

状態でも気を感じるようになっていきます。

5cm離れた状態でも気を感じるようになると

10cm、15cmと離した状態でも感じるようになります。

「合掌呼吸」とあるように厳密には合掌の形を

しながら呼吸法を行うものですが、私の場合は気を実感することに

集中したいため、呼吸法は行っておりません。

このようなシンプルな修養でも熟達すると、自律神経を

安定させることができます。

簡単に免疫力を高める方法②

ミトコンドリアを増やす方法

◎ 背筋を伸ばす。

背中の広背筋を伸ばす習慣をつけることで、姿勢がよくなり

ミトコンドリアを増やすことができます。

いつまでも若々しい人は姿勢がいいことからも頷けます。

◎ 1分間片足立ちをする。

普段両足で支えている体を、片足で支えることにより

足の筋肉に負荷が加わわることで、太もものミトコンドリアを増やします。

またバランス感覚も養えるので一石二鳥の効果があります。

◎ 過食を控える

普段我々は1日3食を摂っていますが、1日2食にすることで

ミトコンドリアを増やすことができます。

空腹感はミトコンドリアを増やすには最も重要であることが

研究の結果分かってきました。

ある論文には、自由に食べさせた猿とカロリーを70%に抑えた猿との二郡に分け

20年に及ぶ追跡調査がなされました。

カロリー制限した猿の郡はそうでない郡と比べて、しわや白髪の数が少なく

いつまでも若々しく長寿の猿が多かったそうです。

このように空腹感を味わうと体内でもっとエネルギーを作らなければと体が認識して

ミトコンドリアが増えるそうです。

以上、免疫力を高める簡単な方法をまとめてみました。

簡単に免疫力を高める方法①

今、環境汚染が深刻化している日本では、

免疫力を高める必要性に迫られています。

そこで誰でも簡単に免疫力を高めることができる方法をご紹介します。

これから紹介する「免疫力を簡単に高める方法」のいくつかは私も実践しています。

人間の脳の中には幸せの素ホルモン「セロトニン」が存在します。

セロトニンは脳内で作られ、精神を安定させる効果や、安らぎを与えて

くれる脳内ホルモンです。

そのセロトニンを増やすことで免疫力を高めることができますし

体の新陳代謝が活性化するのでダイエットにも効果があります。

セロトニンを増やす方法

◎ 太陽光を浴びる。

日光浴など太陽光を浴びると、目の中の網膜が刺激されて

セロトニンの分泌が促がされます。

できれば朝日で15分から30分くらいです。

◎ 深呼吸をする。

大量の酸素を体内に取り込むとセロトニンが体内で多く作られます。

前のブログ「呼吸法の効用」でも紹介した呼吸法を実践することでも

効果があります。

◎ 単調なことを繰り返す。

例えばガムを噛んで咀嚼するすることやウォーキングなど

単調なことを繰り返すことでセロトニンの分泌が促がされます。

次に紹介するのは、ミトコンドリアを増やす方法です。

ミトコンドリアは細胞内にあって体を若くする機能があることが分かってきました。

ミトコンドリアを増やすことで若々しい健康的な体になって

身体の免疫力が高まります。

そのミトコンドリアは、特に背中の広背筋、太ももに多く存在します。

ですからそれらの筋肉を鍛えることでミトコンドリアを増やすことができます。

右脳を鍛えると若返る?

人間の脳は、左脳、右脳に分かれています。

左脳は論理的思考、右脳は直感などの働きをします。

脳梗塞になった場合、男性は左脳派人間が多いので、右半身麻痺になる確率が

高く、女性は右脳派人間が多いので、左半身麻痺になる確率が高いといわれています。

現代人は、左脳と右脳のバランスが悪く、どちらかに偏っている人が多いようです。

そのため、自律神経が乱れ、様々な諸病の原因となっています。

それでは、どうすれば左脳、右脳のバランスを安定させることができるのか。

私は、精神統一が一番いいと思います。

お寺のお坊さんなども特に禅宗の方々は、禅によって鍛えられているため、

左脳と右脳のバランスが安定していて、今でも修養されている方などは、

長寿の方が多いようです。

私も禅の修養は10数年行っていますが、本当に禅が深くなると虚空に浮かんでいるような

感じがします。

ただ今でも雑念がある時は、集中できずに終わってしまうこともあります。

皆さんも一日10分でいいですから、精神統一を行ってみてはいかがでしょうか。

型はなんでもかまいません。ただ椅子に腰掛ける場合は、なるべく背筋を伸ばすように

した方がいいでしょう。

血管を柔軟にする方法

く世間では、血管年齢と言われていますが、

血管を柔軟にすることで、血管年齢を若くすることができます。

血管が硬直すると、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの要因となります。

血管を柔軟にするには、新鮮な酸素を血液に充満させることが

カギとなりますが、それでは呼吸法を実践しなければならず大変です。

もっと簡単に柔軟にする方法は、野菜を多く摂ることだそうです。

食事に野菜を多く摂ることで血管を柔軟にし、血管年齢を若くすることができます。

野菜をあまり摂らない食事では、食後に血糖値が急激に上がり、

血管内部を傷つけてしまうそうです。

そして血管が硬直していきます。

血管が硬直すると、体の隅々まで血液を通して十分に栄養素が

行き渡らなくなり、様々な病気の要因となってしまいます。

野菜を多く摂ることで、食後の急激な血糖値の上昇を抑えることができ、

血管内部を傷つけることがなくなります。

やはり血管年齢は若いに越したことはありません。

またフルーツを多く摂ることでも血管を柔軟にします。

最近では、フルーツ離れが進んでいると言われますが、

日本はフルーツ摂取量が先進国の中で最下位だそうです。

なんでも皮を剥くのが面倒だそうです。

最後に格言。

野菜を多く摂って血管を柔軟にしよう!

足首回しという簡単運動法

ふくらはぎの筋肉をもみほぐすことで、高血圧を下げることができます。

ここに紹介する「足首回し」でも同様の効果が期待できます。

足首を回すことで、ふくらはぎの筋肉がもみほぐされ、鍛えることができます。

やり方は椅子に腰掛け足を組み、足首を右回り30秒、左回りを30秒
行います。

今度は、足を組み替えて反対の足首でも同様に行います。

片足3分、両足で6分が理想ですが、1分ずつでも効果はありますよ。

これだったら、テレビを見ながらでもできますし。

足首回しの効果は、高血圧解消のほかに、からだの血液循環をよくし、
血液の質もよくなるので、ガンなどの血液にかかわる病気に効果があります。

また足首には、経絡(気の流れ)が密集しているので
全身の気のめぐりもよくなります。

「座る」ことの難しさ

曹洞宗に毎年恒例の行事があります。

それは「臘八大摂心(ろうはつおおぜっしん)といいます。

この「臘八大摂心」は、12月1日から12月8日まで

ぶっとうしで座禅を組む修行です。

実際は、休憩時間、食事、就寝時間はあると思いますが、

それにしても、すさまじい修行が行われます。

これは曹洞宗の本山「永平寺」で行われます。

永平寺は曹洞宗開祖の道元が開かれたお寺です。

その道元禅師の有名な言葉に「只管打座」というものが

あります。

これは座禅を組む際、ただひたすらに座り続ける

ということだそうですが、私も実際座禅を組むと

この「ただ座る」ことの難しさを実感します。

それには「望み」もなければ「願い」もない。

自分の私利私欲を超越した無念無想の境地が

もっとも調和のとれた状態であると言うことだそうですが、

頭で分かっても体がついていかないというのが、

私の率直な感じです。

でもこの座禅の修養は今後も続けるつもりです。

以前このブログの「右脳を鍛えると、10歳若返る?」

書きましたが、左脳、右脳の調和をとるには、

この座禅の修行がもっとも有効であると思うからです。

ですからこの座禅の修行は今後も続けていくつもりです。

おそらく一生やり続けるんじゃないかと思います。

健康には、内臓をゆるめる

内臓が硬くなってしまって、呼吸が浅くなっている方は増えていると思います。

肋骨を動かす筋肉や、横隔膜のまわりの筋肉、腸の周囲の筋肉が動く様に、しっかり呼吸すると内臓の力が高まって、心と身体を強くするコトが出来るという本がこちら。

内臓力を高める「ゆる」呼吸法 (ベスト新書)
内臓力を高める「ゆる」呼吸法

呼吸に深く関わる筋肉をゆるやかに出来れば、体幹内を動かすコトが出来て、内臓の働きが活性化されるので、健康になれるというワケです。

詳しく知りたい方は、実際にお読み頂くとして、簡単に出来るのがこちらの体操。

① 「気持ちよく」と言い続けながら、右の手のひらを肋骨に当て、縁を描きつつ上から下へさすり、胸と腹の間まで来たら、下から上へと何回かさする。

② 左手で同じようにさする。

③ 両手で同じようにさする。

④ 腕の疲れを感じたら、片手、両手を適時繰り返す。気持ちよくなるまで2~3分程度。5分続けても良い。

というモノです。

この続きもあるのですが、ともあれマズこれをやり続けて、もっとしたいという時は、本を読んでみて下さい。

何につけ、継続しないと意味がナイので、最初はこちらだけで充分かと。

我が家では、ラジオ波を使って内臓の周囲をゆるめる場合が多いのですが、内臓がほぐれると身体が温まり、ポカポカして来たと、喜ばれます。

皆様も、内臓をゆるめて、呼吸を深くして、血行を良くして下さいませ。

足をまわして健康に

我が家にお見えの方々は、足が変形している場合がとても多いです。

特に多いのが、足の指が真っ直ぐではナイ方々。

それだけで済めば良いのですが、足に硬くなっている部分がある方もいらっしゃいます。

無論、そういう方々の足を柔らかくするのですが、中々、簡単には行きません。

それでも、ある程度通って頂けば改善しますが、普段から足首を回したりして頂く様にお願いしています。

ともあれ、そうナラナイ様に健康な時から、足を柔らかくして頂ければ、何も我々の手を借りなくても健康でいられます。

そういう努力をしてみたいという方に、オススメなのがこちら。

一生元気でいたければ足指を広げなさい ~ひとりでできるDVD付~

付属のDVDは見てませんが、やり方が判らない人には、理解しやすくなるだろうと推察されます。

タダ、本当に変形している方々の足が、自分の力だけで何とかなるとは思えません。

そういう方々は、身近な誰かに本を読んで貰うなり、DVDを見て真似するなりして、やって貰った方が良いかと。

足の指に手の指を入れて回すというコトは、ある程度足の柔らかい方なら、そんなに難しいコトてはナイと思います。

是非とも、お試し下さいませ。

体力・気力が復活する「快眠ポーズ」②

前回の前触れから、今日はしっかりとポーズのとり方について解説していきますね

【完全熟眠ポーズのやり方】

1・布団に仰向けに寝る。両腕は45度くらいに開き、手のひらを天井に向ける

2・鼻から息を吸いながら、右脚を45度くらいの高さまで上げ、そのまま6~8秒キープ

3・口と鼻から息を吐きながら、一気に力を抜き、脚をストンと布団に下ろす

4・左脚も同様の動きを行う

5・左右の脚が少し開いているはずなので、その開脚状態のまま、気持ちを落ち着ける

以上の動きを、3~5回程度繰り返す(6回以上は行わない)

考案された藤本憲幸先生(故人)によると、

実はこれは「股関節」と「腰椎」をリラックスさせる動き。

股関節と腰椎は、私たちの体を動かしたり支えたりする要所で、

昼夜働き詰め。

この2カ所の疲労・緊張が解けると、

驚くほど自然に、体じゅうの緊張が解け、全身が睡眠モードに移行できるそうです。

医師の松田幸博先生も

「理にかなった快眠法。

骨盤周囲の血流促進には特に効果的で、

快眠の妨げともなる便秘・頻尿などの改善にも有効」

と推奨されています。

僕はたいてい、よく眠れるほうなんですが、

これをやると、より深く休まって、朝の目覚めがいい気がします。

お金も時間もかかりません。

ピンときたら、試してみてくださいね。